2015年10月16日

【ファンド探訪】TOPIXブル2倍上場投信<1568>

今日は、TOPIXブル2倍上場投信<証券コード:1568>を取り上げます。

先日、大和投資信託の「ダイワ上場投信−TOPIXレバレッジ(2倍)−」を取り上げましたが、本日、この大和のETFをいざ買おうと思ったら、流動性に難がありそうなことが、板等を見て感じられました。

そこで、買付単位は大きくなるものの、同じ商品性を持ち流動性で勝っている、シンプレクス・アセット・マネジメント運用の「TOPIXブル2倍上場投信」に買付商品を急遽、変更しました。

この商品の対象指数はTOPIXレバレッジ(2倍)・インデックスで、大和のETFと全く同じです。最小売買金額が大きく、個人が積み立てて買うのにはあまり向いていないでしょう。一気に資金を投入して、短中期保有で儲けるのであれば、このくらいの単位でいいとは思います。

思いがけず、この商品が半年投資の投資対象となりました。日経平均レバレッジETF<1570>に隠れて目立たない存在ですが、さらなる取引の活発化を願ってやみません。
posted by とらのすけ at 16:39| ファンド探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

【ファンド探訪】ダイワ上場投信−TOPIXレバレッジ(2倍)指数−

2年半以上ご無沙汰しておりました、ファンド探訪シリーズ。

今日は、「ダイワ上場投信−TOPIXレバレッジ(2倍)指数−」を取り上げたいと思います。

まずは、ファンドの基本情報から。

◎ダイワ上場投信−TOPIXレバレッジ(2倍)指数− <証券コード1367>
(ファンドの目的)
信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「TOPIXレバレッジ(2倍)指数」の変動率に一致させることを目的とします。
(ファンドの特色)
1.わが国の株価指数先物取引を買建てるとともに、残存期間の短いわが国の債券に投資します。
2.株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額(注)が、原則として、信託財産の純資産総額の2倍程度になるように調整を行ないます。
3.受益権は、東京証券取引所に上場されます。
・取引所における売買単位は、1口単位です。
・取引方法は、原則として株式と同様です。
※以上、大和投資信託のサイトから抜粋

同様の商品は、シンプレクス・アセット・マネジメントからも出ていますが、大和のETFのほうが、売買単位が小さく、扱いやすいと思います。

これを取り上げたのには、理由がありまして、これを「半年投資」の投資対象として使えないかな、と思ったのです。

くりっく株365・日経225証拠金取引はレバレッジがかかりすぎていて、扱いにくいし日経平均を原資産としているところが少し問題です。TOPIXミニ先物は限月があることや、同じようなレバレッジになっていること、損失が無限大であることなどが障害です。

また、日経平均をベースにしたレバレッジ投信は、原資産である日経平均の銘柄構成を考えると、偏りの大きい指数なのでなるべくなら使いたくない、ということで、機関投資家も利用している、TOPIXをベースとしているレバレッジ投信があれば、2倍程度のレバレッジで投資できるなら活用してみたいな、と思って探したところ、この商品が見つかりました。

出来高もまずまずあるようですし、流動性に関しては問題無さそうです。

商品性についてですが、私のよく活用してきたレバレッジトラッカーが、「対象指数の変動幅の◯倍動く」というのに対し、レバレッジETFは「対象指数の変動率の◯倍動く」というのが大きな違いで、レバレッジETFは、日々の値動きにより、少しずつその価値が割り引かれていきます。ですから、レバレッジETFは、相場がある一方向に動きそうに思った時に、日々の値動きによって価値が減じられる以上に、レバレッジ効果により資産価値が上昇すると考えて投資する、短中期保有目的で活用する商品、という位置づけになると思います。

レバレッジ無しのETFを買っていては、相場が予想通りに動いても、利益はしれています。今現在発売されているレバレッジトラッカーの満期は、来年の4月中旬には到来してしまうので、半年投資に使えませんから、満期のないレバレッジ投信を次善の商品として活用しようかと検討しています。
posted by とらのすけ at 04:40| ファンド探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

【ファンド探訪】野村『NEXT NOTES』シリーズ(の概要)

久しぶりの【ファンド探訪】です。

今回は、野村グループが発行する外国指標連動証券の信託受益証券(ETN/JDR)である、『NEXT NOTES』シリーズを取り上げます。

この商品群は、海外で発行された外国指標連動証券の受益証券を国内市場に上場させたもの、ということで、簡単に言えば、指数に連動する債券へ投資する商品を国内の取引所で売買できるようにした商品、となるでしょうか。

類似商品に、ETF(上場投資信託)があります。ETFとETNの違いは、(私の解釈では)ETFが、投資対象の指標を構成している現物を裏付け資産として保有している(例えば、日経平均連動型のETFは、日経平均構成銘柄を実際に保有している)のに対し、ETNは、投資対象の指標に「連動する債券」を裏付けとしていて、指標を構成する資産は保有していない、ということです。

これで思い出されるのは、野村アセットマネジメントの国内ETFのうち、『ブラジル株価指数 ボベスパ連動型上場投信』等の一部の新興国ETFなどの投資対象が、実際には投資対象に連動する「債券」であるということです。これは、ETFとは言えないのではないか(というか、ETNになるのでは・・・)、と思います。

話を戻します。『NEXT NOTES』のラインナップは、2013年4月24日現在、以下の通りです。

◎NEXT NOTES 香港ハンセン・ダブル・ブル ETN(2031)
◎NEXT NOTES 香港ハンセン・ベア ETN(2032)
◎NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)
◎NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)
◎NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(2035)
◎NEXT NOTES 日経・TOCOM 金 ダブル・ブル ETN(2036)
◎NEXT NOTES 日経・TOCOM 金 ベア ETN(2037)
◎NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)
◎NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ベア ETN(2039)

いずれも証券会社を通じて取引所で上場株式と同じように売買出来ます。

個人的には面白い品揃えだと思います。詳細は『NEXT NOTES』公式サイトや証券会社各社へご照会ください。

注意事項としては、投資対象となる外国指標連動証券は、野村グループの信用力を裏付けとして発行されているので、野村ホールディングスの信用力が落ち込むなどした場合には、債券価格が下落、あるいは無価値化して、結果的にETNの価値が損なわれる、あるいは無価値になる可能性があることに留意する必要があると考えられます。

(注意)この投稿記事は、野村の『NEXT NOTES』シリーズ(以下、「当該商品」と呼ぶ)について、筆者が筆者の入手した情報をもとに、当該商品に対する一投資家としての感想を述べたものであり、当該商品の売買を筆者が推奨するものではありません。投資の最終的な判断は、ブログをご覧になった方自身の責任のもと、行っていただきますよう、お願いいたします。
posted by とらのすけ at 23:06| ファンド探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月21日

【ファンド探訪】野村ブル・ベアセレクト5

今回の【ファンド探訪】は、ブル・ベア型国内投資信託を取り上げます。

私は、今年末から来年以降の比較的長期間に渡り、米国金融市場が低迷をするとみました。

◎「財政の崖」問題で、GDPが落ち込む、あるいは株式投資への投資家意欲が減退する可能性が高いこと。
◎米国企業が投資を控えている傾向があるので(耐久財受注の落ち込み)、GDPが落ち込む可能性が高いこと。
◎政府の債務問題が日々深刻さを増しており、米国債のさらなる格下げによる、米国債価格下落リスクがあること。

以上のような点から、米国株・米国債ともに、ショートを行いたいと考えました。

以前、S&P500ショートETF(シンガポール市場上場)を利用していましたが、ETFがドル建てであるために、為替変動の影響を受けてしまうことから、為替リスクをヘッジしつつ、ショートのできる投資信託を探していました。

そこで見つけたのが、野村アセットマネジメントの設定する国内投資信託『野村ブル・ベアセレクト5』です。

この商品名は、複数のブル・ベア型ファンドの総称です。私が今回利用したのは、『野村ブル・ベアセレクト5』のうち、『米国株スーパーベア5』と『米国国債4倍ベア5』の2つです。これらは、ともに為替ヘッジつきの商品です。

まず、『米国株スーパーベア5』ですが、日々の値動きがダウ平均株価の概ね2倍反対になることを目指して運用される投資信託です。

私は、米国株が下がることを予想しますから、下がることで利益を得られる「ベア」を買いました。

このファンド、「スーパーベア」と呼ばれるように、「2倍」反対に動きます。私は、株のベアはレバレッジ1倍で十分だと思いますし、値上がり・値下がりを繰り返していれば、長期的には2倍動くメリットは果たして良い方向に働くのだろうか?という疑問もあります。しかしながら、米国株をショート可能な投資信託は、他に見当たらなかったため、そのあたりは妥協しました。

続いて、『米国国債4倍ベア5』。こちらは株と違い、レバレッジがかかっていたほうが、何となく良いように思いました。株に比べて値動きが小さいと思われるからです。日本国債の3倍ベアファンドを買っていたことがありますが、4倍ベアというのは、初めてです。

両方「ベア」を選びましたが、「株と債券は逆に動くことが多いのでは?」と思われた方も多いと思います。私も、普段ならそのように動きやすいものだと思います。しかし、私の想像では、今後、先述の米国の諸問題がいよいよクローズアップされれば、株も債券も一緒に売られると思っており、そのシナリオに沿った買い物です。

『野村ブル・ベアセレクト5』には以上の他に、『米国株スーパーブル(レバレッジ2倍)』『米国国債4倍ブル』という、今回選んだものと真逆の動きをする商品だけでなく、為替のブル・ベア型ファンドも揃っており、先物取引のような投資が投資信託で行えるようになっています。

ただし、繰り返しになりますが、レバレッジのかかった投資をする商品です。私自身も気をつけなければなりませんが、相場が反対に動き続けた場合、大きな損失を被る可能性があることに留意しておく必要があります。

※この記事は、『野村ブル・ベアセレクト5』の購入を筆者が推奨するものではありません。最終的な投資の判断は、ご自身の責任で行なっていただきますよう、お願いいたします。
posted by とらのすけ at 17:35| ファンド探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月16日

【ファンド探訪】『db x-trackers S&P500 ショート ETF』

ファンド探訪の第8回目です。

今回は『db x-trackers S&P500 ショート ETF(db x-trackers S&P500 Inverse Daily ETF)』を取り上げます。

最近、世界経済が景気減速に陥っていること示す指標が相次いで出されています。これから、世界の景気が悪くなることはほぼ間違い無いと思われます。

株価の方は、例によって、米国株式を筆頭に堅調に推移してきました。先日発表のQE3(量的緩和政策第3弾)の発表効果もあり、直近、米国株式は最高値を更新してきています。

ですが、そろそろ株価押し上げの材料は枯渇したと見るべきと思います。あとは、なにか悪い材料が出てくれば、大きく下げる可能性のある相場であると私は思います。それが「どれになるのか」は分かりませんが…。

株価が下がるとすれば、そこで利益を得るためには、信用取引・CFDなどの利用も考えられます。ですが、個別銘柄では心許ないですし、株価指数CFDも「借金をした投資」であり、証拠金を100%差し入れてレバレッジを1倍にすることはできますが、長い期間CFDでポジションを建てておくのは私としては抵抗を感じます。

やはり、ここは投資元本までに損失の限られる、株式ベア型投資信託の利用が無難ではないでしょうか。

そのなかでも、私は米国株式に注目しました。「山高ければ谷深し」ということで、下落すれば低迷する日経平均よりもなかなか凄いことになるんじゃないかと思いました。

そこで、私が見つけたのが、シンガポール市場に上場している、『db x-trackers S&P500 ショート ETF』です。日本の証券会社で買える海外ETFのなかで、ショートをするものはこの1本だけではないでしょうか。

この『db x-trackers S&P500 ショート ETF』は、S&P500指数と逆相関の動きをすることを目的にしています。レバレッジは1倍ですから、中長期的保有の目的にもかなっています。

私が相場の下落するタイミングをピタリと当てられたらいいのですが、そんな芸当はできると思っていません。レバレッジがかかっていたら、入るタイミングによっては、早期に損失が大きくなって耐え切れなくなるおそれがあります。レバレッジはかけないことが正解です。

世界株式の下落を予想するなら、うってつけのファンドだと思いました。日本では楽天証券のみで取り扱いがあります。

<注意>この投稿記事は、『db x-trackers S&P500 ショート ETF』の購入を筆者が推奨するものではありません。最終的な投資判断は、ご自身の責任の下、行っていただきますようお願いします。
posted by とらのすけ at 07:09| ファンド探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月15日

【ファンド探訪】『SMAM円高期待ファンド』

ファンド探訪の第7回目です。

今回は、『SMAM円高期待ファンド』を取り上げます。

外国為替取引で円高によって利益を上げたい場合、普通はFXで円を買い、相手通貨を売る(相手通貨のショート)を行うのが普通です。

ですが、FXには様々なリスクがついて回ります。主なリスクとしては以下のようなものが挙げられるのではないでしょうか。

◎突発的に円安に動くなどの急変動で、逆指値に触れてしまうリスク
◎レバレッジをかけたFXの場合、損失が許容できないまでに拡がってしまうリスク
◎元本を超えて損失が拡大してしまうリスク

長期的な見通しは正しいのに、相場の急変動で逆指値に触れてしまうことなどは私も経験したことがあります。

以上ようなリスクを軽減するには、為替のブル・ベア型投資信託を使ってみるのも一法ではないでしょうか。

私は、ユーロが長期的に下落していくだろうとの見通しを立てて、FXよりも安全性が高いと思われる、為替ベア型投資信託の利用を検討し、その種のファンドを探していました。

そこで、一本だけ該当するファンドがあるのを見つけました。『SMAM円高期待ファンド』です。このファンドは、当該通貨の日々の値動きに対し概ね反対に動くことを目指す投資信託です。

ブル・ベア型投資信託は、ファンドの目的にほとんど全て「日々の値動きに対し…」という文言が入ります。レバレッジをかけないベア型投資信託の場合、日々の値動きと概ね反対に動くので、2日以上で見た場合は、「概ね反対」ではありません(このあたりについての詳しい説明は、ファンドの目論見書に必ず載っています)。ですが、下落トレンドがはっきりしている状況では、原資産の価格下落に連れて、基準価額は上昇していくことがもちろん期待できます。

以上のような特徴があり、為替ベア型投資信託は、FXのショートとは少し違うものです。ですが、FXにはない、投資信託ならではのメリットとして、「損失が元本以上に膨らまない」というのがあります。これは助かります。また、日々の終値から基準価額を計算するため、日中の突発的な動きに影響を受けないというメリットもあります。

この『SMAM円高期待ファンド』は豪ドル・米ドル・ユーロの3通貨から相手通貨を選べます。私はユーロ安を狙っていますから、ユーロ安型を買いました。

それでも、FXでいいや、という人も多いと思います。あまり人気のないファンドですが、もっと注目されてもいいんじゃないかな、とも思っています。
posted by とらのすけ at 14:03| ファンド探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする